コミュニティケア北部

看護部長宮本　節

多職種と協働し、利用者さんが自立した生活が続けられるように支援できる介護士の育成をめざしています。

　私はずっと病院勤務で介護の現場はここが初めてです。まず驚いたのがワーカーの方たちが本当によく利用者さんを見ているということです。皆とにかく反応が早い！ 転倒の数は少なくないですが大きな事故には至っていません。それは安全な環境づくりとスタッフによる適切な対応ができているからに他ならないと思います。
　職場の雰囲気はとても良く、なんでも報告・相談できる環境があります。モチベーションを保つにはやりがいを感じられないと続きませんよね。だから利用者さんやご家族との関係ももちろん大切ですが、まずはスタッフとの関係性を大事にしています。安全に過ごせられるよう支援することが大事です。
　介護の仕事は人が好きじゃないと務まりません。利用者さんのそばにいて、利用者さんがその人らしく過ごせる家庭と同じように接してもらわなければいけません。しかしそこにはいろんな危険が伴います。その危険をいち早く察知できるセンスも求められます。
　職場見学に来ていただければ、職場の雰囲気の70%は感じていただけるかと思います。

介護長依田　隆裕

良い環境の中で働くことで
充実した日々を過ごしています

　平成27年7月から、直接利用者さんを介助する人（介護士）と、シーツ交換などの環境整備を行う人（介護アシスタント）の分業制を取り入れました。それにより直接介護業務に専念でき、時間に追われることが少なくなり、うまく協力して業務を回せるようになりました。職員が皆優しいのでできないことを責めたりするようなことはありません。苦手なことを無理にさせるのではなく、一人ひとりの長所に合わせて配置をしたり希望を聞いたりしています。
　僕が大事にしているのは「人生の質は日常感じている感情の質だ」ということです。いい環境の中で働くことができているので、自分の生活の質はとても充実しているといえます。皆で協力しているから仕事に対し切羽詰まっている状態ではなく、残業はほぼありません。
　介護はハードルが高いかな？と思う方も、まずはアシスタントさんとして入り、僕らと充実した日々を過ごしませんか？ 利用者さん達の笑顔をみれば「介護をやってみたい」と自然と思えてくるはずです。

介護スタッフ髙宮　由利

とにかく職員みんな「人がいい」
体力が続く限り長く続けたい！

　私が介護の仕事を選んだのは、「介護は体力と気力があればいつまでもできる」と思ったからです。実際仕事をしてみて、その気持ちは一層強くなりましたね。今までいろんな仕事をしてきましたが、とにかくここは「人がいい」んですよ。例えば自分が具合が悪くなって代わってもらって迷惑かけても、逆に「大丈夫だった？」って心から心配してくれる優しい人ばかり。できることなら歳をとっても続けていきたい、そう思える職場です。
　周りが良いので、例えばこういうことをやってみたいとか、これどうですか？とか意見を言いやすい。後ろ向きな人がいない年配の利用者さんたちに対し、私たちが後ろ向きになる必要は全くないですし、どんどんやりたいことが見えてくる、増えてくるんです。
　仕事は人間関係だと思うので、その点ここは自信を持って「いい」と言えます。一緒に働きましょう！